2006年10月14日(土): 診断

怪我の翌朝、紹介された病院で診察を受ける。担当は院長先生のようだ。結果は、 やはり左肘頭骨折である。

肘頭(ちゅうとう)というのは、肘の外側の一番突き出た部分で、腕を伸ばす筋肉 からの腱がついている。この腱が引っぱられると亀裂が拡がる方向に力がかかる ので、「ちょっとした手術」をして、骨をピンで固定する必要があるそうだ。

というわけで、翌日入院、月曜に手術ということになった。

ひとまず固定具を換える。前の病院でしてもらった固定具を見ながら、「これ新 品じゃが。これ使おうかな? いやいや、アタリがついたらいかん。やっぱり返そ う」と、一人で納得した院長先生は、新しい固定具(シーネと呼ばれてた)を用意 してくれた。表面は脱脂綿のようだが、中に石膏か何か入ってるらしい。適当な 長さに切って、霧吹きで水をかけたあと、肘にあて、形を整えて、包帯で巻く。 しばらくすると固まるらしい。

[シーネ]

その後、手術検査を受けたり、入院の説明を受けたりで、全部終ったのは午後遅 くだった。行ったのは朝だから、6〜7時間病院にいたことになる。腹減った。

帰宅して、入院の準備をする。私は、月曜と金曜に授業を持っていたが、月曜の 授業は確実にできないし、金曜も怪しい。それぞれ、必要な人にメールで連絡を 取っておく。片手でのキー入力は難しく、特にパスワードの入力は指が覚えてる 分、余計にいらつくが、まあ、なんとかなった。

病院で固定具を換えたのがよかったのか、単に要領が分かっただけなのか、この 日は横になれた。前日眠れなかった分、熟睡する。


つづく