2007年3月19日(月): 抜釘手術

手術の様子は前回とあまり変わらない。

と思ったが、ちょこちょこ違った。

午前中から病室で準備。……、の前に、風呂に入る。今日は女性の番だが、その 前に入らせてくれるという。「女湯」と書かれてる部屋に入るのはちょっと緊張 する。看護婦さんが視界に入ってる状況になるのを待って、戸を開ける。今は両 手が使えるので、普通に入浴。

部屋に帰って、準備。最初に左足から点滴。手術中に気分が悪くなって吐くとま ずいので昼食は抜き。点滴に栄養剤も含まれてるのだろう。途中、トイレに行き たくなったので、移動用の台を持ってきてもらう。ガラゴロガラゴロガラゴロガ ラゴロ……。

という辺りは全く同じ。(だからと言ってコピーするなよ > おれ)

腕の毛を剃るのは、看護婦さん一人で十分。自力で腕を支えられるし。消毒して かぶせて病衣に着替える。移動用ベッドで待機。……、まだ、待機。いや、今日 は先に3つ手術が入ってるみたいやし。

午後3時過ぎ、準備が完了して、手術室に移動。手術開始。スタッフは、「これ 終わると今日帰れる」という雰囲気。いや、お疲れさん。

例によって首の付け根から麻酔を注入。……、するはずが、なかなか針が上手く 刺さらない。中途半端に入って、左腕が痙攣するし。なんか変な感じに痺れだし て、「大丈夫か? これ?」と思ってるうちに、それなりに効いてきた。が、前回 同様、効ききらないので、局部麻酔を追加。……、しても効ききらない。結局、 ちょこちょこ痛い状態で切り始める。

今回は、丁度、目の前に、腕のレントゲン映像がある。自分の感覚としては、肘 を軽く曲げた状態で動いてないのだが、目の前の映像は曲がったり伸びたりする。 なんか変な感じ。でも、まだ痛い。

「どこだ?」「こんなとこにあった」みたいな会話を聞きながら、ピンとワイヤー が取り除かれていった。

予定通り、2時間程度で終了。「取り出したピンとワイヤー要ります?」「特に要 らないけど、見るだけ見たいかな?」「じゃあ、よく洗っときます。血がついて ると生生しいから」ってなわけで、もうろうとしながら病室に帰る。(結局、ピ ンとワイヤーは持って帰ったが) 左腕の感覚は全くなく、その辺に落ちてても気 づかない状態である。用意しておいた三角巾で固定するのだが、それでも落ちる。

[ピンとワイヤー]

しばらく横になってると、夕食がもう来てることに気がつく。もう6時だ。「食 えるかなあ?」と思いながら、おそるおそる食べてみると、それなりに食える。 吐き気もしない。

もちろん、麻酔が切れてくると、また、痛み出して、……、って辺りは前回と同 じ。


つづく