2007年3月20日(火)〜22日(木): 入院生活再び

入院生活は、基本的に、前回と変わらない。手術してからしばらくは、当然、点 滴だらけである。日に三回点滴である。

手術翌日の夕方、三回目の点滴が終わった頃、「こ〜さかさん(はぁと)」と、リ ハビリの先生がやってきた。やっぱりかわいいぞ、この人。「やっと点滴が終わっ たって連絡がきたんですよぉ」と言うリハビリの先生は、何やら妙にうれしそう である。私に会えたからか、これで今日の仕事が終わるからかは、あえて問うま い。「振り出しに戻るって感じですねえ」「私も今、それ思ってました」といっ た感じで簡単にリハビリを終える。

しかし、やはり、前よりは回復が早い気がする。ピンが入ってた穴は、骨に沿っ て縦に開いてるので、骨の強度に問題はない。だから、シーネもしていない。動 きを制限するのは、基本的に、締めつけた包帯と傷の痛みだけだ。

前回の入院である程度の様子は分かってるので、入院費をケチるためにも、でき るだけ早い退院の機会をうかがう。結局、木曜の朝には点滴が終わるということ で、木曜退院を決める。木曜は午後に院長回診があるので、せっかくだから受け てから帰ることにする。

退院前日の水曜に、リハビリの先生にその予定を話したら、次のリハビリの日程 を決めようという。スケジュールを調整してみると、退院翌日の金曜にしようと いうことになった。なんのこっちゃ?

木曜は、午後3時頃に院長回診を終え、問題無しってことで、無事退院した。今 回は、請求書に間違いは見あたらなかった。

帰宅して、夕方のニュースを見て驚いた。今日の昼頃、病院のすぐ近くのスーパー の駐車場で、死亡事故があったというのだ。今回の病室からは見えなかったが、 前回の入院のときには、よく窓から眺めていたスーパーである。当然、通院する ときも何度も見ている。事故は、加害者も被害者も老人だったそうな。まあ、所 詮、他人事ではあるのだが、ちょっと驚いた。


つづく