[17/07/06 01:32 更新]
ここでは、gitでダウンロードした中のmxnet/perl-package/AI-MXNet/examplesにあるmnist.pl(手書き数字認識)を例にとって、基本的な使い方と、私には分かりにくかったところを紹介する。
この例題を実行するためには、aptなどで、libperlio-gzip-perlをインストールする必要がある。[他のOSでは、それに該当するサムシング]
基本的には、mnist.plの2行目あたりに、
use lib "$ENV{HOME}/lib/perl5";
を追加するだけで実行できるはずである。
[あるいは、環境変数PERL5LIBを設定してもよい。この点に関しては、今後、言及しない]
が、前述のように、
ということをしようとすると、いくつもの困難にぶつかる。
調査と試行錯誤の末に(まだ勘違いしてるかも知れないけど)分かったことは、
$model->save_checkpoint($prefix, $nepoch)の形でする。ここで、$modelはAI::MXNet::Moduleのインスタンスであり$prefixは保存ファイル名の最初の部分で、$nepochはエポック数である。$modelにエポック数は保持されてない。$model->save_checkpoint("mnist", 2)と$model->save_checkpoint("mnist", 10)は、ファイル名が違うだけで、同じ内容を保存する。$model->load($prefix, $nepoch)の形ではなく、my $model = mx->mod->load($prefix, $nepoch)のようになるbindされなければ、予測が出来ない。が、bindに必要な情報は保存されていない。などである。
というわけで、取り敢えず、どうにかするPerl Packageを作った。
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