リヴァモア日記:第4週

Littlejohn先生とスイス人と湯上さん

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今日はプレジデント・デイで、研究所は休みだが、LBLに行って、 Littlejohn先生に会いに行く。11時ごろの予定が1時ごろに。 だんだん遅れがひどくなってくるなあ。

花菱で昼食をとりながら、ディスカッション。 そのあと、Berkeleyへ。雨が降るは霧が深いはで、最悪の視界。

Littlejohn先生は、第一印象が私の友人にとてもよく似ていた。 髪も髭も金髪なところや、目が青いところなどは、もちろん違うが、 顔が長めなとこや、つぶらな瞳や口元の髭の感じが似ていた。

最初に「君はとても優秀な原子物理学者だと聞いている」と言ってくれた。 どうせMore先生がふきこんだに違いない。

三人で議論を始めてみると、数学に堪能なLittlejohn先生が、厳密性に こだわったり、別の方法を引っ張り出したりで、しばしば話の本質から ずれていった(ように見えた)。そんな所も友人にそっくりである。(^^;)

結局、私がやったところまでは話は進まなかったので、私の出番は なかったが、本質的には同じはずの別のアプローチをLittlejohn先生が 提案して議論は終わった。二人とも早口で喋ってたので、内容は半分も 分からんかった。

帰りに大学の本屋に寄る。数学の本で面白そうなのがあったので、買ってみる。

「予定より遅くなった」とかぼやきながら、帰路につく。


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研究所へ行く途中で雨が降り出す。

帰る時も雨が降ってた。かっぱの上だけ持ってたので、気休めに着て帰る。 帰り着いたら、びしょ濡れになっていたので、着てた服を一切合切洗いながら シャワーをあびる。途中でお湯がぬるくなる(;_;)

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午前中に突然、二人のおっさんがやってきて、そのうち一人空いてる 机に居座って、もう一人は出ていった。(あいさつはあったが、よく分からなかった) やがて、出ていった方が戻ってきて、二人して去っていった。

午後になって、もう一度二人が戻ってきて、一人が居座った。 「ここは長いんですか?」とか聞かれたので、 「二週間前に来たばっかですわ」と答えといた。 ついでに「日本から来たばっかで、英語をよう喋られへんのですわ」と、 言ってみると、「問題ないね。私も日本語分かりませんから」という答の後に、 「ニホンゴ」という発音が続くとは何事か。

おっさんはスイスから来て、ロスの大学に4年ほどいるそうである。

やがて、さっきのおっさんと新顔が入ってきて、三人で議論が始まった。 白板を消してもいいかと聞かれたので、いいと答えとく。

議論が終って去っていくときに、スイス人のおっさんが、 「サヨナラ」と発音してた。


(2月22日・木曜日) : [次の日] ; [前の日] ; [次の週] ; [前の週] ; [目次]

夕方に、湯上さんから電話がかかってきて、 今日か明日辺り晩飯でも一緒にどうかと誘ってくれた。 じゃあ、今日にしますかということで、待ち合わせる。

待ち合わせ場所に行ってみたが、いくら待っても来ない。 場所を勘違いしたかと思って、その辺を廻ってみたが、見つからない。
しゃーない。帰るか。